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持ってる人は皆この笑顔

元祖ブラック企業のスーパースター・ワタミ創業者・渡邉 美樹氏。必ず書評したいと思っていました。時代の波に呑まれたこともあり批判炸裂ですが、氏がどれだけ「持っている」か・・・気になりませんか?

突っ込み所や良かった点がありすぎて、薄い本なのに付箋だらけです。

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人を批判するだけして何も与えないと、運気が下がります。ノウハウや知恵を吸収することも出来ません。Amazonでの評価は究極的に低いですが、こういう本も見方を変えるだけで良書になります。

一応、擁護しておくと・・・

結論を言いますとワタミさん、経営者としては『鏡』です。理念理想は大きくお金に愛される人です。

私的には、やってることも日産のカルロス・ゴーン社長と大して変わらないと思っています。でもワタミさんだけ妙に批判され続けますよね。時代の流れなのでしょうか。いつだって大きなことを成し遂げた人は共感はされぬもの。それでも自分を貫ける人はお金持ちになっていきます。

・・・と、渡邉 美樹氏を擁護しましたが1点だけ。経営者として絶対やってはいけない事があります。

理念は共感してもらうもの。させては駄目

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それは理念の押し付けです。社員に共感してもらうという気概は大事なのですが、押し付けると反発され、社長だけが空回りし社長に人が付いてこなくなります。理念は共感してもらうもの。させるものではありません。

社長と従業員では、やる気も見ている景色も、抱く夢もそもそも違うので当然です。

造語を作る人は圧倒的なカリスマ性がある。ワタミの商才と大物感

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私の第一印象は「渡邉氏はセミナーだけで大儲けできる人」でした。

本書を読んでいると、氏の造語が結構出てきます。造語を作るのは自分に圧倒的な自信(カリスマ性)がある者です。そして人は圧倒的な自信がある者に惹かれます。

ゆえにセミナーをやれば根強いファンは増え、支持を得られるでしょう。宗教で多くの信者を獲得できるのはこのタイプです。

メラキアの法則って・・・w 持ってる人は言う事が違う

ワタミ語録が面白いです。ちなみに、金貨サバ的に大ヒットなのはメラキアの法則。

「あきらめ」を反対から読むとメラキア。「これをメラキアの法則と呼ぶ」と書いてありました。ワタミ氏は天才ゆえ言っていることも理解が難しく大爆笑です。

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これは皮肉ではありません。称賛です。これくらいぶっ飛んでいないと財は成せないのでしょう。

その他にも笑える、ワタミ氏ならでな語録がたくさんありました。

そして・・・この本、中古なら1円です。是非お読みになって下さい。やはり持ってる人は言葉も思考も違って色々な意味で面白いです。

薄っぺらなコンサルとはレベルが違う

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1つの大きなことを成し遂げた人は言葉に魂が宿ります。ここはさすがです。人の話を聞いて「金持ちはこうだ」と喧伝する薄っぺらなコンサルタントとはレベルが違います。

氏は26歳で年収1億を超えていたようです。これが人と違う事を考え実行する者が得られる対価です。

ただ、氏の言葉で共感できるのは経営者だけです。一般の方は見方を変えないと微塵も共感できません。「こういう事を考えている人にはお金が集まってくるのか」という視点を持って読むと良いかと思います。

総評

あなたが経営者であったり、ブログ執筆を主にしている方なら一読の価値ありです。「ありがとう」を集めればお金は後からやってくる。これは事実です。一方、一般の方が見れば「ブラック企業の言い方だ」で終わってしまいます。一歩引いた目で読むととても勉強になる良書です。

いかにして「ありがとう」を集めるか、考えてみて下さい。商売のヒントが見つかるはずです。(でも、従業員にありがとうを集めろ!損得を考えるな!と理念理解の強要はしてはいけません)

金貨サバ